山行報告:茶臼岳〜聖岳
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少しだけ雪を期待して南アルプスへ行ってきました text:峯尾、photos:森下 | ||
11月19日 晴れ 白樺荘に車を置いて、いざ出発。治山工事で林道が通行止めになっていたため、迂回路をつかって畑薙大吊橋へ。 ここで、高所恐怖症の永井さんが吊橋をおそるおそる渡っているときに、原君がわざと吊橋をゆらして永井さんを怖がらせた。 原君のSな一面を見てしまった。 登山道をゆっくり歩き横窪沢小屋に到達、一休みする。休憩中に弓ちゃん(小田切)が小鳥の死骸を拾ってジップロックにいれたのを見て少しひいてしまった。 小鳥の骨を部屋に飾るらしい。 茶臼小屋では冬期非難小屋を使わせてもらった。小屋内ではご飯を食べ酒を飲んでくつろいだ。 料理を作っている途中で、火災探知機が鍋からでる湯気に反応して警報を発した時は正直ビビった。なんとか警報を消して事なきを得た。就寝。 | ||
11月20日 雪のち晴れ 起床してさっさと飯を食い小屋を出た。雪が降っていたため全員が冬用登山靴に履き替えた。 稜線に出て荷物をデポした後、茶臼岳までピストンした。風が結構つよく天気もよくない。その後、荷物を回収し聖方面へ出発。 途中、上河内岳の肩に荷物をデポして上河内岳に登る。天気は悪い。 聖平に着くころには天気は良くなってきた。非難小屋内に荷物を置かせてもらい、聖岳を目指す。聖岳での登りは天気が良くて気持ちが良かった。 山頂で一休みし聖平に戻る。 この日は聖平に泊まる予定だったのだが、ここでは水が汲めないことが分かったので、予定を変更して聖沢で幕営することにした。 沢の途中で幕営にうってつけの場所を見つけたので、この日はそこで泊まることにした。平坦でしかも広い快適なテント場だった。 酒を飲み気持ちよく寝た。 | ||
11月21日 晴れ 外が明るくなってからテント場を出発。聖沢の登山道はトラバースする箇所で所々氷が張っていて足を滑らせそうで少し怖かった。 赤石ダムまで下り、畑薙方面へもくもくと歩く。林道の途中で、森下、永井、山下、落合が走りだした。 山下は自分より先に進んでいたのにもかかわらず、途中でバテテ結局最後尾になっていた。 畑薙大吊橋近くで休憩して、一番後ろの山下を待つがなかなか現れない。 やっとこさ山下が来て皆で歩きだした時にトラックのおっちゃんが通りがかり、なんとトラックの荷台に乗せてくれた。おっちゃんやさしい。 荷台では風が気持ちよく最高な気分だった。 おっちゃんに迂回路の入り口まで送ってもらい、そこから白樺荘まで歩く。白樺荘で温泉に入らせてもらい、畳の上でお菓子を食べながらくつろいだ。 バスを乗り継いで静岡へ帰った。 | ||
総括 雪を期待して南アルプスに行ったが、当然のごとく雪はほとんどなかった。 予定通り聖岳まで縦走できたので良かった。 |