夏合宿 屋久島 安房川北沢右俣・左俣遡行
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行程
- 9月5日 静岡=鹿児島:南埠頭1
- 9月6日 鹿児島:埠頭=屋久島:宮之浦港=白谷雲水峡=白谷山荘(無人)
- 9月7日 白谷山荘=屋久杉=二俣出合い=安房川北沢右俣=右俣F2(4m)過ぎたとこ
- 9月8日 F2過ぎ=ゴルジュ帯を抜けたF8=F23付近
- 9月9日 F23=宮之浦岳=縄文杉=トロッコ道
- 9月10日 トロッコ道=宮之浦市=民宿
- 9月11日 民宿=宮之浦=開聞岳駐車場
- 9月12日 開聞岳駐車場=開聞岳=広島市内=福山SA
- 9月13日 福山SA=神戸市内:中華街=京都府市内:天橋立=浜松=静岡
メンバー
L 佐々木 SL 浅田 M 原、大西、永井
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夏合宿 屋久島 安房川北沢右俣を遡行しました
text:永井 photos:浅田,永井
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9月5日 快晴
静岡 00:00=鹿児島南埠頭 16:00
00:00静大を出る。一路鹿児島へ車を走らせる。高速は順調に流れていった。
途中運転をタッキー(部長)に運転を代わってもらい飛ばす。
約16時間運転。3時間交代で。正直死ねる。
16時ころに鹿児島の埠頭につく。
ETC割引で鹿児島までなんと2700円。ガソリン代1万5千円くらい。安い!
名古屋で見た橋、山口での景色。最高だった。
埠頭につくと桜島が綺麗に見えた。埠頭は灰だらけ、猫灰だらけ。
天文館でラーメンを食べ、埠頭の目の前の公園でビバーク
風は強いが気温が高いので問題なし。眠い。明日の屋久島への期待は膨らんでいた。
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9月6日 快晴
鹿児島:埠頭07:00=屋久島:宮之浦港11:30=白谷雲水峡14:00-白谷山荘16:00(無人)
5時に起床。周辺で深夜に若者が騒ぎ寝つきが悪い。
朝日の桜島は綺麗だ。
ファミマでスパゲティーを食らう。
7時に屋久島丸で出港。昨日からの寝つきの悪さから熟睡!!
船からの眺めもよく満喫した。
屋久島につくと俺とタッキーは温泉へ。ケンケン(佐々木)、サトル(大西)、原君は車でちょい散策。
合流後、白谷雲水峡へ。
14:25 出発。
16:00 白谷山荘(無人)着
樹齢の高い杉が多い。良かった。合宿の為、沢にしては荷物が重い。肩に食い込む。
明日からの沢が不安だ。
それから山岳部でいうレーションの意味を間違える。やってしまった。
いわゆる行動食らしい。車に置いてきた・・・。
夕飯は間違えて持ってきたパスタ4食分とビーフカレー2食を皆で食べた。
重い訳だとみんなに笑われる。あまり疲れていないので寝つきが悪い。
夜はドランゴの襲来により一部メンバーが睡眠障害に陥いる。
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9月7日 晴
白谷山荘5:50 = 屋久杉10:00 = 北沢二俣出合い12;10 = 安房川北沢右俣12:40 - 右俣F2(4m)過ぎたとこ14:40
4:30起床。寝れた。
服は乾いていなかった。お茶漬けがウマい。 5時ころまで外が明るくならず出発も少し遅れて6時前にでる。
もののけ姫の森を堪能する事なくトロッコの道へ一同縄文杉を目指す。
朝からトロッコの道は人が多い!!シーズンオフなのに(注:帰って調べたらモロにシーズン中でした。)
縄文杉に行く手前の公衆トイレは人で一杯。どんどん人が増えていく。小休止後、一路ザックを下ろし軽装で縄文杉へ。これからが大変だった。近いかと思ったら意外に遠く、2時間近く歩いた。足がパンプ。モモを攣りそうになる。
樹齢6千年 縄文杉
その後戻り、そして北沢右俣へ入渓。
12:00 トロッコの公衆トイレ横から入水
12:10 右俣出合いにつく

やはり沢はテンションが上がる。皆飛び込み写真も沢山撮る。そこから上流へ。
空も晴れている。よかった。すぐにモモがこむらがえる。情けない。痛いとは言うものの正直足の状態は最悪だった。休みを見つけて何度も何度も痛みを堪える。ヤバい・・・・。
と思っていた矢先、ゴルジュ帯を抜ける高巻きポイントに会う。ここまで川幅の広いゴーロ帯であった。
ナメラのF3
ここでの手前で一旦ビバークする事に。良かった、体を休めさせる。
焚火の準備やらなんやらで2時間近く掛かる。16時に着火。着火剤が優秀だっためすぐに火がつく。倒木や流木は多少湿っているのに凄い。今日は服も乾かせた。
夕飯はちらし寿司。ウマい。タッキーがとった沢ガニもうまい。
サワガニのマヨネーズ和え
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9月8日 快晴
F3 6:10 - ゴルジュ帯を抜けたF9 10:00 - F23付近15:00くらい
4:30起床。だけど俺は5:00に起きてしまった。5時!?って感じ。
夜の満月は超綺麗だった。朝から忙しなく動く。飯を食い6:00過ぎに出発。
いきなり高巻き。30m上り、
そのまま行くとブッシュと本流が近くなったところで降りる。
またそこから50m近く一挙に高巻く。
そのまま奥にも200m?ほど。ケンケンが何度もゴルジュ下の沢に降りたい言っていたけど、こんなとこ(80m近い絶壁岩場の下の沢)へ懸垂降下で降りてどうすんのよといった感じ。
降りても多分沢伝いには行けない。。。
イバラに衣服を引っ張られ、鬱蒼としたブッシュにザックは引っかかる。蒸し暑さで汗はダクダク。降りたい気持ちも分からなくない。。そのままブッシュの中をぐんぐん進む。
この藪漕ぎ中に左からのルンゼがあり腐った巨木を渡るところで足を踏み外し一瞬ヒヤッとする。もし巨木が無ければ、ロープを出した方が良いかも。
F9
高度が沢の本流と一緒になった所でF9付近に降りる。ここまで藪漕ぎほぼ3時間。疲れた。
F10を高巻くと、しばらく平坦な沢を森林浴をしながら歩く
30mの直瀑滝F11
スラブの30mF12に会う。屋久島の自然は雄大だ。写真にも撮ったけどあの感動は伝わらないだろう。
F16?^17?滝を登りきった小さな深い釜で原君が泳げない事が判明。タッキーが助けようとしてシュリンゲを投げたまでは良いが、何故か手放す。
釜に沈むシュリンゲ。原君はそのまま。。ええ、なんて言ったら良いのか。残念だ。
ゴーグルを付けて回収。原君はロープで渡る。
30mの滝の高さは怖いけどなんとか出来た。ザックを背負ってありえない角度を登れたのは凄い。嬉しかった。その後も続き16時にはビバーク場所を確保。
今日の夕飯はケンケンが間違えて春雨を2日分入れたので大盛りだ!!満足!!美味しいね。
焚き火で服を乾かし、そして今回は適当に作った林の寝床で寝る。原君と斜面にねる。ステップが固定しづらい。他の3人は岩場で寝る。
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9月9日 快晴
F23 - 宮之浦岳12:14 − トロッコ道17:00
4:30起床。あまりよく眠れず。みんなを起こす。丸太のラーメン啜りながら食べる。
6:40出発。今日こそは着きたい。そのまま平坦なゴーロ帯へ。途中30m3段の滝2股にあり、支流かどうか判断に困る。でも結局登り本流に戻る。
高巻きをしている最中、以前に入った人の踏跡をみて安心。いくつもある。
屋久島の沢は見事だ。大きな岩が多く、見ていて圧倒されてしまう。
高巻き後、一歩一歩高度を上げるように進む。途中宮之浦岳の尾根がみえてほっとする。30mのナメラ(つるつるした岩)の滝を登り頂上付近へ。
ここからが大変だった。
本に書いてある通り、人の高さほどある藪をかき分ける超ハードファイティング。
登山道そばまで来ているのに脱出が出来ない!でも頑張って出た。誘導してくれたおっちゃんありがとう。
登山道で一旦休憩し宮之浦岳へ。
12:14 宮の浦岳登頂 景色は超キレイだーー!!
屋久島全部を望む屋根、そこには肌蹴た岩が顔を表し槍を作っている。
とても神秘的だ。この頂上の静けさも。なんとも言い変えがたい味を出している。
5人の記念写真を撮る。北沢右俣登りきってやったぞ!やった!
明日以降の沢の話題になる(予定では左俣を下る)。話し合いの末一旦下山へ。
無難な選択だと思う。だってみんな疲労困憊じゃん。。。
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9月10日 快晴
トロッコ道5:00 − 白谷雲水峡9:00 − 民宿14時頃
5:00頃 トロッコの前のトイレで目を覚ます。寒い!寒すぎる!
朝のお茶づけは絶品だった。6時前に出発。
トロッコ道からくる縄文杉目当ての登山客をすでに見る。
途中、鹿、猿にあう。朝から良い調子だ。
小杉谷(トイレ付近)をこえて白谷雲水峡にいたる道は起伏が激しくバテた。
9:00 駐車場につきうだうだしながら過ごす。10:30頃出発
洗濯・宿・フロの選定を終え昼御飯を食べた。ACOOPでのお弁当。みんな好きなモノを食べた。。
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9月11日 〜13日
民宿− 開聞岳 − 広島 −神戸 −京都(天橋立) − 静岡
民宿にとまり次の沢(1級1泊2日の沢)へ入峡する予定であったが原君の体調不良と自分の準備不足から早々に敗退。
その日のうちに屋久島を後にし、九州−中国−関西観光の旅へ!
9月11日 民宿 − 屋久島観光 −鹿児島市内
9月12日 開聞岳 − 広島市内
9月13日 神戸市内 − 天橋立 − 静岡 22:00
屋久島でウミガメの産卵後である砂浜を満喫し、開聞岳を上り、広島市内でお好み焼きを食べ、神戸市内の中華街に立ち寄り、旅の最後に天橋立を見学!
非常に楽しかった。
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総話
今回サトルと自分は2回目となる沢がいきなり合宿だったのでどうなるかと思っていたら。どうにかなってしまった。ただし、自分の経験のみで準備した装備で他のメンバーに迷惑をかけてしまったのは本当に申し訳ない。それからメンバーによっても体力の差が見受けられた。
反省すべき点は多かったように思う。 この安房川右俣は水量が多い沢の様で他のパーティーの山行(webで)みると、自分たちの見てきた水瀑の水の量が違っていた。
今回は快晴だったけど、少しでも雨が降ると水量がます屋久島の沢である認識はもっておいていいのかもしれない。また、ロープを出すところや懸垂下降を行う様な所は無かったが、それはそれで屋久島の滝と戦っていないという裏返しでもあるのかなぁと。今になって思う。自分にもう少し経験が有ればまた違った楽しみ方も出来るのでは無いかと思う。
まぁそんなこんなで夏合宿で遠出したかいがあったなと思う。とにかく屋久島の沢は素晴らしかった。
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